森村学園で神私小サッカー交流会がありました。
詳報は「平和の窓」をご覧ください
(翌日に速報を出してしまった校長先生の喜びも読みとりましょう)
チームでの初練習は、前週の水曜日。
前日は「1勝はしようね」と言っていたのですが、
優勝という結果に一番驚いているのは監督をした私でしょう。
勝因は...。
チームでの練習時間としては、
出場校中最少であることは間違いないでしょう。
なんせ、計90分ですから。
「オフサイド」のルールも月曜日に教わり、
はじめて知ったという子が半数はいました。
でも、トータルの練習量は
もしかすると出場校中最多かもしれません。
というのは...。
今回中心になった子どもたちのサッカー好きは半端ではありません。
朝、学校に来るとまず30分、20分休みに20分、
昼休みも20~30分、放課後は長い日は1時間以上...
暇さえあればサッカーをしています。
それも、試合形式ではなく、
いろいろな場面を想定して実践的なやり方です。
「うまくいかないからこうしよう」と微調整をしたり、
役割を変えたりし、いつでも頭も体も使っています。
地域のクラブチームなどに所属し、
そこで得た技術を教え合ったり、遊びの中に取り入れたり。
また、休み時間は低学年の子たちもちょろちょろと遊んでいます。
その低学年にぶつけないように気を付けながらやっているので、
敵をうまくかわす術も身に付いたのでしょう。
そんな質の高い練習を毎日2~3時間もしているのですから、
知らず知らずのうちに力が付いていても不思議はありません。
また、1~6年までが縦割りで遊び、上級生から
たくさんのものを学んでいるのも平和ならではの強味でしょう。
私が平和に来た年は、4年生にH君、S君という
全国レベルでも通用するくらいのスーパーサッカー少年がいました。
その子たちのすぐ下にKさんのお兄ちゃんがいました。
去年の6年生のスーパーサッカー少年U君も、
H君S君に鍛えられました。U君は今の6年生を鍛え...
という具合に、代々のサッカー魂が何年もかけて
自然な形で引き継がれているのです。
コーチをしてもらったアレセイア高校のサッカー部の顧問の
澤野先生に、子どもたちと「お礼と報告」をしてきました。
キャプテンのY君が、
「澤野先生に教えていただいたおかげで優勝することができました」
と報告すると、
「君たちの普段のつながり方の素晴らしさを感じました。
友だち同士のつながりの強さや仲の良さが
優勝という結果をもたらしてくれたんだと思いますよ」
という話をしてくれました。
まさにその通りで、
「つながり」は優勝のキーワードだったと思います。
「パスをつないで敵陣に攻め込む→センタリング→シュート」
というチームワークのサッカーがしっかりとできていました。
3試合目の後半「俺たちちょっと強いかも」などと思ってしまい
個人プレーに走ってしまった時がありましたが、
「そんなサッカーでいいのか!?」と指摘されると、
その後は「つながりサッカー」に徹することができました。
選手同士で、また、控えの選手も
ベンチからしっかりと声を出し「つながって」いました。
応援団もすごかったです。選手以外の生徒が
こんなに大勢参加していた学校はありませんでした。
5、6年生の半分以上の子が森村学園にいました。
選手の保護者はもちろんですが、選手ではない子の保護者が
何人も来てくれたのは平和学園だけだと思います。
「すね当て」を持っていない子のために6年のI君の
おじいちゃんとお母さんで心をこめて作ってくれました。
初出場でユニフォームもないという状況の中で、
多くの人達に支えられ、
選手のみんなはどれだけ心強かったことでしょう。
チームメイト、仲間、友だち、保護者、卒業生、
澤野先生、私達教員...多くの「つながり」が生んだ優勝でした。
5年生でいえば、サッカーはあまり得意ではないU君、W君が
果敢に挑戦し、サッカー大好き少年たちから
たくさんのことを吸収していました。
逆にサッカー好き君たちにとっても2人の参加は刺激になっていました。
朝の礼拝後、全校児童の前でも報告をしました。
「今年は気楽に参加できましたが、来年、他の学校は
『平和学園を倒すこと』を目標に練習してきます。
今の4、5年生はそれを跳ね返さねばいけません。
6年生は、4、5年生を育てる責任があります...」
というと、早速休み時間に4~6年生でサッカーをやっていました。
2011年度5年学級だより「こころ」より



