この夏休みはいかがだったでしょうか。
私は15年ぶりに祖母の家に行きました。
山形県鶴岡市の海岸線の町、湯の浜温泉にあります。
飲食店をやっていて、
海水浴客、ホテルや旅館の宿泊客がやってきます。
小さいときには毎年、忙しくなるお盆の時期に手伝いに行っていました。
3年生ぐらいのときは、麻袋の中にたくさん入った玉ねぎの皮をむいたり、
肉屋にガラやハムなどを取りに行ったりと、裏方での手伝いでした。
高学年からは食べ終わったあとの食器の片付け、
料理の配膳などを手伝うようになりました。
よくお客さんに「がんばっているね」と声をかけられたのを覚えています。
飲食店の忙しい毎日が小学生の私には大変だったので、
その言葉がうれしかったです。
今は父親が毎年手伝いに行っています。
最近の店の様子などは聞いていました。
しかし今年実際に行ってみると、
町の様子や温泉街の様子など店の周りは変わっていました。
営業を停止したり、
やめてしまったりしているホテルやお土産屋がありました。
逆にコンビニや広くなった道路、
地元の特産物を使った今風のおしゃれなお土産屋もできていました。
15年という月日は長かったです。変わるわけです。
交通網が発達したために宿泊しなくても帰宅可能、
お昼はコンビニ、近くのキャンプ場でアウトドアなどなど
人の流れが変わって、温泉街が力を失っている感じがしました。
昔は、夜、浴衣を着て下駄を履いてカランカランと
夜道を歩く人の姿も目立ったのですが、今は随分減ったと聞きました。
ロケーションは抜群によいのです。
海はホテルのすぐ後ろ。
海はきれい。
海岸は白い砂。
鳥海山を見ながらの海水浴。
食べ物はおいしい。
そしてなにより温泉がいい。
言うことなしなのですが、なかなか人が集まってこないようです。
人が集まってこないとやはり町に活気は戻ってこないのでしょう。
実際、祖母の店もお客さんが少しずつ減り、
前ほどの忙しさはなくなっているようです。
湘南海岸にいる海水浴客を分けてあげたくなりました。
しかしそんな中でも祖母や叔母、叔父たちは明るく、元気に、
一生懸命に店を切り盛りしていました。
私もそのバイタリティーを分けてもらいました。
元気をもらいました。
この夏、思い切って山形まで行ってみてよかったです。
うちの子どもたちも初めての山形でしたが、楽しく過ごせました。
3年生みんなにも同じように夏休みの思い出ができたことでしょう。
夏休みにしかできなかったことがあったはずです。
明日、少しの時間ですが、みんなの夏休みを聞きたいと思っています。
さあ、2学期が始まります。
この暑さの中で学習をスタートしていくのは少々きついような気もします。
しかしこの暑さに負けず、子どもたちとともにリズムよく、
楽しく進んでいきます。
平和をともに、学芸会、陸上記録会、ページェント。
3年生にとっては大変であり、しかし大切な行事が山盛りです。
いろいろなことが起こってくるでしょう。
でもそれを子どもたちとともにひとつひとつ乗り越えていきます。
応援してください。
2学期もよろしくお願いいたします。
2010年度3年学級だより「友」より



