沖縄本島に戻ると、ポツリポツリと雨が...。
パラパラという降りなので傘をさすこともなくホテルまで歩きました。
豪華豪華と話には聞いていたようですが、ほんとに豪華なのにびっくり。
夕食、礼拝、
宅配便の伝票の記入(「衣類」という漢字ぐらい間違わずに書こうね)、
翌日の買い物の説明...と進み、夜の自由時間に。
それぞれの部屋で楽しく過ごしたようでした、
めでたしめでたし...と思いきや...。
消灯時刻を過ぎてからも
半数以上の女子が寝る気配もなくバタバタと...。
「ちょっと揉めちゃって、
今日のうちに解決したいので話し合わせてほしい」
とのこと。
女子の間で小さな誤解が重なり感情の行き違いに発展してしまった
ということが分かり、11:00に解散しましたが...。
翌朝は、最終日。
7時起床、8時から礼拝の予定でしたが、
前夜のトラブルのことがあったので、
集合を7時半に早めて話し合うことにしました。
「昨日の夜、消灯時刻を越えて話し合いをしていた人たちがいたこと」
「かかわった人全員が話し合いに参加していたわけではなく、
本当の意味で解決してはいないこと」
「周りの人も程度の差はあれ何があったか気になっていること」
「疑心暗鬼の状態で旅行を終わらせたくないこと」
「ルールを守らなかったからには、その理由を
全体に説明する義務があること」
などを説明し、話し合いを始めました。
前代未聞の修学旅行中の「臨時学級会」でしたが、
率直に気持ちをぶつけあうことができ、
尾を引くことなく解決できたのではないかと思っています。
人間が集団で暮らしていれば、このようなことが起きるのが当たり前で、
問題は、起きた時にどうするかです。
この子たちは、お互いの気持ちをしっかり知ろうとし、
そのために向き合って話すことを選びました。
1時間以上の話し合いになったため少しだけ出発が遅れましたが、
首里城見学もきちんとできました。
首里城から「那覇ショップ」のバスの中で、
ガイドのYさんに歌のプレゼントをしました。
沖縄での合言葉になった「ゆいまーる」の歌です。
Yさんが歌ってくれたものをデジカメのビデオモードで録画した子がいて、
そのテープから歌詞を起こし、みんなに配り、
座間味でも臨時学級会の後でも練習したのです。
K君のあいさつ、
発起人のIさんとSさんからいきさつの説明があり、みんなで
♪ゆいゆいゆいゆいゆいまーる♪
と沖縄風に歌いました。
ガイドさんも携帯に録画していました。
実に素敵な心の交流ができました。
最後のイベントは「国際通りでの買い物」です。
これまで節約に節約を重ねてきたので、ほとんどの人が
4000円台後半のお金を持っています。
中には、ちゃっかりクーポンを手に入れ、虎視眈々と
使いどころを狙っている子たちもいました。
はじめに公設市場を全員で見た後、
グループでの自由見学になりました。
ここでも小トラブルが発生しました(これは、今後の課題かな)。
「3人以上のグループを作る」というのが、早い者勝ち、
強いもの勝ちになってしまったところがあったかな。
いつの間にか2:45に集合が変わるという不思議なことが
あったおかげで、マリン体験に続いて買い物も
たっぷり楽しむことができました(これもIさんの配慮)。
那覇空港では、持ち物チェック時に搭乗券のバーコードを
読み取らないトラブルが発生し、Aちゃんは不安げでしたが、
それも何とかなりました。
帰りの機内は、遊ぶ人、食べる人、寝る人...と
様々な過ごし方をしていました。
私は、すぐ前の「客室乗務員の方」から声をかけられ、
「しつけと先生の目が行き届いたいい学校ですねえ」
と、思わぬところでおほめの言葉をいただきました。
近年、節度を持って過ごす子どもの数も、
節度を踏み外した時に指導しようとする教師の数も
激減しているのだそうです。
羽田から辻堂まではチャーターバスで直行。
宴会主任のIさんの音頭で、車内は一度も鎮まることなく
辻堂駅に到着しました。
もしかして、その間、寝たのはゼロ人?
たくさんのことに恵まれた修学旅行でした。
人に恵まれました。
添乗員のIさんはみんなが快適に、たっぷりと楽しめるように
常に動いてくださいました。
バスガイドのYさんは素敵なお姉さんで、優しく温かい人でしたが、
心を打つメッセージをたくさんくれました。
「ゆいまーるの心」も「ゆいゆい」の歌も一生忘れないでしょう。
Sさんも、ガマのガイドのYさんも強烈でした。
彼らからのメッセージを受け取ってしまった以上、
私たちは全身全霊を込めて平和な世の中を作らなければなりません。
たくさん学び、人とかかわり、たくさんの体験をして、
心豊かな社会人にならなくてはなりません。
天候にも恵まれました。
晴れたのは1日目と2日目の午前中だけでしたが、
すべて程よい天気になりました。
移動のときも曇り、泳ぐ時も曇り(本当は雨だったそうです)、
寝る前は雷雨、次の日は出発直前に雨が上がる...。
あの日晴れていたら、日焼けでピリピリして疲れ倍増、
あの日雨が降ったら寒くて海で泳げない。
あの警報まで出た雷雨が昼間だったら...。
本当に「超ラッキー」な修学旅行でした。
本当は写真をもっと入れる予定でしたが、
書きすぎてしまい紙面がなくなりました。
でも、まだ、書きたいことはたくさんあるんですよ。
子どもたちが楽しんでいる模様は、
懇談会のときに廊下に掲示してあるものを見てください。
自分で読み返すのも嫌になるくらいの細かい字になってしまいました。
ごめんなさい。
2010年度6年学級だより「あい」より



