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2010年08月23日

沖縄修学旅行~1

あっという間の3泊4日でした。

もう土産話はたっぷり聞かされたでしょうか。
懇談会でもお話できると思いますが、
とりあえず四日間の様子をざっとお伝えしておきます。


6月29日、朝8:35、辻堂駅北口に全員揃いました。

どの顔も笑顔で...とはいかない波乱含みの始まりでしたが、
予定通り辻堂駅を出発しました。

横浜駅でバスに乗り換え、無事に羽田空港に着きました。

この時点で全員の顔が明るい笑顔になり、JAL913便に乗り込みます。

座席は「航空券くじ引き方式」で決めました。


空の旅は、その前に持ち物・身体チェックがあります。
初めての子もいたようで、はじかれないかどうか緊張が走ります。

セーフ!

座席に着き、シートベルトをすると、いよいよ離陸です。


スピードが増し車輪の音が聞こえなくなり機体が地面を離れた瞬間、

  「おおっ!」

と歓声が上がりました。
沖縄へ向けての旅立ちを実感した瞬間だったのでしょう。

機内で弁当とお菓子を食べながら盛り上がっているうちに
那覇空港に着陸しました。


空港に降り立つと、

  「ねえねえ、ほんとに沖縄だよね。ほっぺたつねってみて」
  「私もお願い」

と二人でほっぺたをつねりあう人たちもいました。

  「暑いね」
  「沖縄だもんね」

といった会話もあちこちから聞こえます。


沖縄での移動は観光バスを使います。
なんと沖縄でたった一台の「キティちゃんバス」が
チャーターされていました。

「ガイドさん、美人だよ」の添乗員のIさんの言葉通り、
すごく素敵なガイドさんでした。

Yさんといい、とても歌の上手な方で、
自己紹介代わりに「ゆいゆい」という沖縄の歌を披露してくれました。

  ♪ゆいゆいゆいゆいゆいまーる♪~~♪


「ゆいまーる」とは、沖縄の方言で協同とか協力という意味です。
「ゆいまーるの心」が修学旅行の合言葉になりました。


最初の見学地は「ひめゆりの塔」です。

那覇空港を出発し、いたるところでシーサーや
うーじ畑(サトウキビ畑)が広がるのを見て沖縄を感じているうちに、
ひめゆりに着きました。


「塔」の前で手を合わせ慰霊をしてから
「ひめゆり平和祈念資料館」を見学しました。

生々しい写真を見て、今では絶対あり得ないような
悲惨な体験を綴った手記を読みました。

ひめゆり部隊で生き残った人と直接話をした人もいました。


言葉では言い表せないどろどろした強烈なものが伝わってきます。

大人でも正視できない過去の現実を
子どもたちはしっかりと正面から見ようとしていました。


見学コースの終わりの所に「感想コーナー」がありました。
「書こうね」などという呼びかけはしませんでしたが、
かなりの子が黙々とエンピツを走らせていました。
平和の子はすごいです。


ホテルに着き、ちょっと一服の後は「平和講習会」です。

戦争体験者のSさんという方のお話を聞きました。
戦争の、沖縄戦の、暴力の、悲惨さを力を込めて話してくださいました。

  「神の国日本は、鬼畜米英に負けない」
  「ほしがりません勝つまでは」
  「石油の一滴は血の一滴」

などのスローガンのもと、国民が本当のことを知らされず
戦争に飲み込まれ人間らしさを失っていった無念の思いや、
地上戦が行われた沖縄での人間が人間でなくなっていく様子を
具体的に語ってくださり、「命は宝」と締めくくってくれました。

思いの詰まった1時間余の話から、子どもたちは
きっとたくさんのメッセージを受け取ったことと思います。


夕食は、とんかつ。
ボリュームたっぷりでしたが、完食した子も多くいました。


この日はワールドカップ決勝トーナメントの
1回戦=日本VSパラグアイがありました。

夜11:00キックオフです。
後半終了が0:45、もし延長ということになると
1:30を超えてしまう可能性もあります。

そこまで起きていると次の日の予定が
満足に消化できないことは分かり切っているし、
かといって4年に1度の、しかも大方の予想を覆しての
決勝トーナメント進出でみんな応援したいだろうし...。

そこで、こんな約束をしました。

  『10:00消灯は厳守すること。
   消灯後、一言もしゃべらずに目をつぶっていても
   試合が気になって眠れず11:00になってしまった人に限って、
   先生の部屋で前半だけ見ることができる。
   ただし、起こしあったり、声を掛け合ったりせず、
   静かに出かけ、前半終了後は速やかに寝ること』

  「先生としてできるのはこれが精いっぱいだけどどうですか」

と聞くと「それでいいです」との返事。約束成立です。


そして、11:00。

男子は6人、女子はなんと13人全員が
夜のサッカー観戦に参加しました。


0-0のまま前半終了となり、各自部屋に帰りました...となるはずが、
6△■号室の人たちは誰一人鍵を持って出なかったために部屋に入れず、
真夜中にフロントに行き「すみません。鍵を開けてください」と
お願いする羽目になってしまいました。


...それでおしまいかと思っていたら、
起床時刻の6:30前に部屋全員で鍵を持たずに廊下に出、
早朝、フロントに行き「すみません・・・」となり、
怒られた6△×号室の女子もいました。

(さらに、ホテルに制服を忘れてきたおバカちゃんもいました。
 前夜、6△■号室を最後に出たのと同一人物でした)


(つづく)


2010年度6年学級だより「あい」より


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