・「本いっぱい夢いっぱい」の夏休みを
・検定試験で自己の記録に挑戦
・中学生と一緒にドッジボール
・9月の行事予定 など
なお、児童の個人名はふせてあります。
ご了承ください。
≫≫≫ 「平和の窓」No.081
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「本いっぱい夢いっぱい」の夏休みを
児童礼拝がおわってすぐ教室に行く毎日がつづいています。
本の読み聞かせをするためです。
毎朝おなじ時間に5分ずつつづけて読むので
「朝の連続小説」略して「朝連」などと呼んでいます。
4月に4年生からはじめて、6年生、5年生ときました。
10~20回ほどの長さの“とっておきの”物語、
どのクラスでも子どもたちはよく集中して聞いてくれています。
本が好きになるきっかけになってほしいととりくんでいることですが、
読み聞かせをしたらかならず読書(=ひとり読み)をするようになるか
というと、そうかんたんにいくものではありません。
「その本を貸してください」と読書につながる子もいますが、
お話を聞いてそれで満足という子もいます。
「子の読書量 親に比例」という新聞の見出しが目にとまりました。
「小学2年生が1か月に読む児童書や絵本の数は、
親の読書量にほぼ比例する」
という厚労省の調査結果を報じたものです。
「母親、父親ともに読む量が多くなれば、
子どもの冊数も多くなっている」
のだそうです(2010年7月15日付朝刊)。
記事のいうように親がたくさん本を読めば子どもも読むようになる、
のかどうか。
たしかに高い相関関係が認められ、
親の読書量が影響することはありそうです。
が、明確な因果関係があるとまでは言いきれません。
その割合が高い、というくらいに考えたほうがよさそうです。
親が本を読むことは、子どもが読書するようになる
(かなり有力な)“きっかけ”のひとつである、
ということになりましょうか。
じっさいのところ、これをすればかならず子どもが読書好きになる、
というような魔法の手立てはありません。
きっかけとなるさまざまなことがらがからみあって、
あるときとつぜん、あるいはだんだんと、
本が好きになりひとりで読むようになる、
というのがほんとうのところでしょう。
ですからできるかぎり多方面からせめていく必要があり、
校長の“朝連”も校長室のひげうさぎ文庫もそのひとつ、
各教室での朝読も担任の読み聞かせも、
読書の時間もおはなし会も、
読書カードや本の紹介もきっかけのひとつです。
できるだけ多くの、そして多様な活動を
全校で継続的にとりいれていくのが
平和学園小学校の読書活動の特徴かもしれません。
ところで、おとなが子どもに読書してほしいと願うのは
どういう理由からでしょう。
あるいは、読書の目的、効用とは何なのでしょう。
たのしみのため、知識を得るため、
調べもののため、学力をつけるため...
「入試に出るから読んでおく」ということもあるかもしれません。
おとななら「仕事のため」「自己啓発」ということもあるでしょう。
では小学校時代には...
「本を読むのはたのしいから」でいいと思うのです。
“純文学系”だけを勧める、などと限定することはありません。
ノンフィクションあり、ミステリもSFもライトノベルもあり、
友情物語があって詩があって科学の本があって初恋物語もある。
わくわくどきどきしんみりじーんわっはっは、
おおいにたっぷり本の世界にひたること、
それ自体がたいせつなのだと思うのです。
結果として活字を読むことに慣れ、抽象思考ができるようになり、
学習の基礎体力が養われる...この話はべつの機会にすることにして。
さあ、夏休みです。
本に親しむ環境をご家庭でもつくってみませんか。
学校の朝読のように「家読」をご家族みなさんで、
というのはいかがでしょう。
お子さんが読んでいる本を親が読んでみるのも一案です。
「本いっぱい 夢いっぱい」の夏休みとなりますように。
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児童文学作家の 後藤竜二さん がおなくなりになりました。
子どもたちの心に寄り添った、
生活感あふれるストレートな物語を書く作家さんです。
読みはじめたらとまらない、シリーズ作品の代表作をご紹介します。
夏休みのおともにいかがでしょう。
『1ねん1くみ1ばん』シリーズ25巻(ポプラ社)
『3年1組ものがたり』シリーズ5巻(新日本出版社)
『ひかる!』シリーズ3巻(そうえん社)~4年生が主人公
『キャプテン 三部作』(講談社)~5年生が主人公
『12歳たちの伝説』シリーズ5巻(新日本出版社)



