算数で「時間と時こく」の学習をしています。
教科書に次のような問題があります。
「時間や時刻の使い方で正しいものはどれでしょうか。
A 遊んでいた時間は、1時間です。
B 1日のはじめの時間は午前0時です。
C まちあわせの時間になっても、姉はきません。
D バスは、時こく表の通りに、発車しました。」
いかがでしょうか。
模範解答としての正しい使い方はAとDです。
BもCも「時間」を「時刻」に直して使ったほうが良い
ということで答え合わせをしました。
その授業の中で、子どもたちと国語辞典を出して意味を調べました。
時刻:時の流れの中の、ある決まった時。
「何時何分」という、その時。
時間:1.時の流れ。
2.ある時刻と時刻の間。
3.あることをやるために決められた間。
4.時の単位
5.時刻
とありました。
「時間」の意味はたくさんあって、
算数で使っている意味は「2」です。
子どもたちにはこのことを強調して教えました。
しかし、後からもう一度、辞書で意味を確認すると、
「5」のように「時刻」という意味もあります。
「5」の例文として辞書には、
「約束の時間になった」
という例文が載っています。
上の問題のCの使い方は国語的にはあっているけれど、
算数的に言えば間違いということになってしまうのでしょうか。
実のところ辞書を使って意味を調べなかったら、
このことに引っかかりませんでした。
今までは「時間」は、
「時刻と時刻の間の時間の経過を表すこと、
たしたり、ひいたりできるもの」
で、「時刻」は、
「ある1点をあらわすもの」
と捉えていました。
しかし、調べてみて、それではすべてを明快に区別できない
ということがわかりました。
言葉の意味は幅広く、使い方が難しいなと改めて感じました。
算数の時間に国語の辞書を引いて、なんだかおもしろかったです。
2010年度3年学級だより「友」より



