15日の朝、児童玄関前はいつもと様子が違っていました。
おそろいの緑のジャンパーを着たボランティアさん方が
いらっしゃいました。
十数名のボランティアさん、車いすで生活されているTさんが、
車いすの学びのために学校を訪れてくださったのです。
まずはお話を聞きます。
事前に書いてお渡しした質問にそって、
とても丁寧にお話してくださいました。
子どもたちの目は、その一言ももらすまいと真剣です。
車いすの歴史から日常困っていることまで、
あらゆる発見がそこにはつまっていました。
車いすがお一人おひとりの障がいに合わせて作られていることなど、
わたしにとっても大きな学びのときとなりました。
そして、Tさんの言葉は子どもたちの心に届いたようです。
感想の中に、お話のお返事のような言葉がありました。
「町で見かけたり、助けを求められたりしたら、
声をかけてくださいね」
『今度、車いすを見かけたら、お手伝いしようと思います』
「車いすが好きです。楽しいです」
『この言葉にはげまされました』
こうして生まれた子どもたちの福祉の心を
大切にしてもらいたいと思います。
その後、グラウンドに出て、車いす体験です。
2人1組に1人ずつボランティアさんがついてくださって、
その場に合わせて教えていただきました。
車いすのたたみ方やひらき方も分からなかった子どもたちでしたが、
終わるころには、
「段差のときはこうするんだよ」
と他学年の子に説明するほどでした。
そうしてお手伝いの大変さを知るとともに、
車いすに乗る大変さを学びました。
決して座っているだけではありません。
突然おされると「キャッ」と声が出てしまうほどの恐怖感。
いつもは何気なく走っているグラウンドも、
車いすに乗っているとずいぶんとガタガタしていること。
わたしたちには分からない苦労を身をもって知ることができました。
こうしてたくさんのお支えのもと、
車いすについてじっくり学ぶことができました。
この学びを生かして、小さなお支えになること、
チョボラができる人であってほしい...ありたいと思っています。
2009年度5年学級だより「光」より
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