「そんなこと言わなくていいよ~」
照れ屋のみんなは、先生がほめるとすぐこんな風に言いますが、
学芸会を明日に控えた今、どうか言わせてください。
まず、『ガラスのうさぎ』という作品にみんなと出会い、
みんなと深め、みんなと共有できたことをとても幸せに思っています。
実は先生、これまで『ガラスのうさぎ』のあらすじを聞いたことは
あっても、詳しいことはまったく知らなかったのです。
だから今回、初めて本を読み、『ガラスのうさぎ』にまつわる
ものを調べ、見て、聞けたことは、とても価値ある経験でした。
それも、みずみずしく純粋な22人の感性と共に!
みんなで二宮の海を静かに眺めたこと、
敏子さんの像の涙を目にしたこと、
機銃掃射の跡を探したことは、きっとずっと忘れないでしょう。
劇の練習では、先生も色々と注意したりリクエストしたりも
しましたが、本当はみんなに驚かされてばかりだったのですよ。
大道具作りも、それを運ぶのも、劇中でセットしたりするのも、
進んで引き受けてくれましたね。
とても頼もしく、先生、手間なしでしたよ。
演技のこともどんどんアイデアを交し合って、工夫し合って、
高め合っていきましたね。
練習後に集まって、みんなから良かったところ、反省するところを
聞いてみると、出てくる出てくる...。それも、しっかり
的を射ていて、先生が言おうとしたことを全部言っちゃう、
いいえ、それ以上を言っちゃうのですから、たいしたものです。
極めつきは、最後の講堂練習でのこと。
写真撮影で遅れる先生なしに、自分たちで協力して
舞台の準備をし(ピアノまで動かしちゃうとは!)、
早々に練習を始めているみんなの姿に感激してしまいました。
三つのキーワードを一緒に考えてもらったときも、
みんなが大切なところをしっかりと感じとり、受けとめ、
伝えようとしていることがよくわかって、確信しました。
本当に、みんなはすごい!
みんなの心と力が一つに合わさったら、何でもできる!
と。
明日は、もう自信を持って、のびのびとやってください。
みんなで戦時中にタイムスリップして、戦争の恐さを、悲しみを、
家族の絆を、人間の本当の強さを、そして平和の尊さを
伝えきりましょう。敏子さんの伝言を受け継いで...。
先生も4年生ファミリーの一員として、役目を果たしたいと思います。
みんなと共に『ガラスのうさぎ』ができることを感謝して...。
さあ、“エイ、えい、江井、ファミリー!”
2008年度4年学級だより「とびら」より
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